夕焼けの淡い色とグラデーションの情緒的な描写
会社と自宅の往復の生活が続いていても、カメラで何かいい写真を撮ってSNSにアップしたい。そしていいね!がほしい!とは誰もが思う気持ちなのかも知れない。そうなるといつでもいい素材となるのが、空と雲。先日出社したときに偶然にいい感じの空に出会った。というかいい感じの夕焼けが見れそうと気がついて、フレックスを利用して早目に上がって浜辺に向かった。浜辺でなくてもいいんだけど、会社がある場所からすぐ近くが見晴らしがいい海岸があるためたまにそこを歩いたりしてる。そして今日持ってきてるカメラは、夕方の空を撮るにはぴったりのカメラ。PENTAX K-1 Mark Ⅱ。
時代はミラーレスが主流となっているけど、僕は撮れる写真の見栄えだけでなく、ファインダーを覗いたときの自然な光の状態で記憶に残ることも大切にしているので光学ファインダーのPENTAXのフルサイズ一眼レフK-1 Mark Ⅱも愛用している。レンズはPENTAXのLimitedレンズ2本。これも偶然持ってきた。こういう夕方の空にピッタリの空気感をプラスしてくれるだろうと期待しながら向かう。
最初の写真は海岸の入口で同じように空を撮ろうとしてスマホを構えている女子高生?を撮ったもの。キレイな空を眺めたりスマホで撮ったりみんなではしゃいだりそんな海岸の雰囲気を収めようと思った。キレイな夕暮れ空だけだとただキレイな写真で終わってしまうしね。そして今日の空はキレイなミルクティー色?をしていた。
偶然風も弱く海面の緩い波がいい感じのリフレクションに。縦構図でオレンジから薄いブルーへのグラデーションと海面を多く入れて空の青をこちらで捉える。編集なしでこれだけの描写になるというのがK-1の最大の魅力と言える。
偶然3羽の鳥が飛んできて、いいアクセントになってくれた。これを撮ろうとしてるときに手前の海面の泡を切ろうとしたけど単焦点なので切れなかったが、写らなくてもいいようなところもしっかり捉えられるのもK-1の魅力としておこう。
夕焼け空を見ながらみんなで写真撮影してる学生。はしゃぎ声も聞こえてこちらも穏やかな気持ちになれる。そんな楽しそうな動きのあるところをシルエットで捉える。ちょっと砂浜を入れすぎて重くなってしまったけど雰囲気は残せたということで。
今日は偶然この空に出会えたけど、こんな日こそ肉眼でもファインダーでもありのままの光を記憶に残して、そしてカメラで切り取る。そして自然なのに空気感まで捉えられているかのような描写。この体験ができることが僕が一眼レフ、PENTAXを使う理由。
コメント