薔薇の季節はあっという間だった

最近仕事やら何やら忙しくすっかり忘れていたこと。薔薇のシーズンだった!と久々に開催した朝イチのバドミントンサークルの練習中にふと思い出した。バドミントンが久しぶりだったので体が重いし攣りそうだし、娘は風邪で体調は悪いしで悩んだが、娘が自宅で寝過ぎて元気すぎて妻が参っていたので薔薇撮影のカメラ散歩に連れ出すことにした。疲れた体に子供と二人散歩と、カメラ2台持ちはなかなか堪えるが、せっかく御苑のバラを見に行いくので万全を、と愛機PENTAX K-3 Mark Ⅲとつい1ヶ月ほど前に購入したSIGMA fpLを下げて出発だ!

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

天気は曇りで時折小雨がぱらついていたが、PENTAXもSIGMAもレンズも含め防滴なので多少の雨は気にせず撮れるので安心して撮影に集中できる。最初からデジカメでは色の再現が難しい濃い赤のバラ。曇りだったから光が柔らかくこんな濃い色のバラを撮るにはよかった。昔のデジタルカメラだとこのような赤は色潰れになりやすいと聞くが、今のカメラは改善されているのだろう。色潰れもほとんどなく花びらの重なりや、影の再現などの立体感もしっかり捉えて再現されている。ちなみにこちらで載せている画像は基本的にレタッチなしの画像を載せている。華やかな明るい色の薔薇も素敵だが一見パッとしない緑の葉に濃い赤の薔薇も個人的には渋くて好きだ。この薔薇の葉は色褪せたような緑なので彩度を落としたノスタルジックな印象もある。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

僕の大好きな淡いピンクのグラデーション。もう枯れかけている後ろの花の手前にまだ綺麗な花びらを残した薔薇が咲いていてくれた。この一輪の花びらの状態をちゃんと写しつつ、背景がわかるくらいの程よいボケを作り出すためにこの画像はF5.6まで絞っている。被写体を浮かび上がらせようと開放のボケ多めで注文してしまいそうだが、ぼかし過ぎて魅力までボケてしまったり、ボケが主役みたいになってしまうことがあるのでこのあたりの感覚は撮影しながら掴んでいくしかない。僕も最近まではボケ増しで撮っていたが、アドバイスいただいて絞りの設定を見直してみた。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

同じような構図だけど、サテンのような光が反射しているような花びらの薔薇。曇りの天気に合わせて露出補正を少しマイナスにすることでしっとりとした色で捉えることができたと思う。少し枯れかかっている様子も悪くない。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

薔薇といえば棘。花ばかりに気を取られてしまうが棘も薔薇の品種によって違いがあるのかもしれない。棘と花を入れた構図にしてみた。F8まで絞ったが後ろの花は思ったよりボケが大きかったかな。でもこれ以上絞ると地面の存在が大きくなってくるためこれはこれでよかったのかもしれない。赤に寄ったオレンジが鮮やかで綺麗な薔薇だった。品種撮り忘れたのが残念。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

地面に落ちた花びらも絵になる。左の薔薇は被ってしまったが3輪が対話するように同じ場所に向けて咲いていたのが面白かった。少し日陰になる場所に咲いていたが、影になる部分も黒くならずにグリーンがしっかり再現されている。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

この薔薇の木の柱は御苑のバラ園でも多くの人を集めていた。一輪が大きく花びらが密集して咲くこの薔薇は柔らかなグラデーションがとても綺麗だった。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

雲の立体感を残しつつも逆行気味のよくない条件だったが、薔薇の色もしっかり捉えられいてると思う。こういう時スマホだと、空が白飛びするか影の部分が黒くなってしまうか、自動の補正処理で影の部分が白っぽく浅い色になってしまうがやはり一眼は描写力が違う。そしてレタッチするにもベースの画質がいいと仕上がりも違う。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM

カメラ2台でおよそ1時間半くらいの散歩だったけど、娘もおとなしく?してたし、たまに匂いを嗅いだりガイドの説明に聞き耳立てたり思ったよりも充実した。薔薇が綺麗たったのでバドの疲れも忘れて散歩が楽しめてよかった。

修理から復活したPENTAX K-3 Mark ⅢとレンズHD PENTAX-DA★16-50mm F2.8ED PLM。この組み合わせは、サクッとスナップというには少しだけ重いかもしれないが、個人的にはできる限り綺麗に撮っておきたい気持ちが大きく安心して持ち出せる組み合わせになっている。クリアなファインダーと官能的なシャッターフィーリングはカメラを持って散歩することを特別な体験に変化させてくれるような気がする。僕はそのために筋トレを欠かさず行っている、、、いやバドミントンの上達のためか?

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