APS-Cではダメですか?

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メンテナンスから戻ってきたAPS-C機で新緑を切り取りに

先日も新宿御苑の新緑の写真を投稿したけど、今回もまた新緑。しつこいな。でもなぜまた新緑なのかというと、4月中旬にメンテナンスに出していたAPS-CのカメラPENTAX K-3 Mark ⅢとPENTAXの標準ズームレンズHD PENTAX-DA★16-50mm F2.8 PLMが戻ってきたから。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8 ED PLM

新緑なんかは一般的にPENTAXが得意とするところと言われているが、K-3mkⅢは新緑に限らず見たままの色にかなり近いナチュラルな描写をすると感じている。とはいえ今回は緑が多めだけど、驚くほどの光の再現に感動してしまった。

Camera:PENTAX K-3 Mark Ⅲ Lens:HD PENTAX-DA★16-50mm F2.8 ED PLM

16mmフルサイズ換算24mmでも収まらないくらい大きな銀杏の木。幹に当たる強い光のコントラストと鮮やかな緑にも圧倒される。カメラももちろんいいんだけど、この16-50mmのレンズの描写力も素晴らしい。後ろから当たる光を取り込もうとするとどうしてもフリンジが出たりするが、このレンズはそれがかなり抑えられてて開放でもシャープさが感じられる。

密集した葉の一部に溢れる光。葉のうねりも面白くて引きで撮影。

桜の木が立ち並ぶエリア。緑の絨毯の輝きに見惚れてしまう。遠くでピクニックをするカップルが楽しそうだった。コントラスト、トーンはまったく触らずの画質。そして光学ファインダーで肉眼と同じ(レンズとプリズム通すけど)光を見ながら撮影ができるという気持ちよさ。キレイな景色に出会えた時にこそそれが実感できると思う。

緑がしつこすぎ…でももう一枚

ツワブキの葉がこんなに大きかったとははじめて意ちゃんと見た。冬の綿毛が目立つので被写体としてはその印象が強かったが、これだけ大きな葉が密集してると目立つ。緑や紅葉はどうしても彩度を上げるようにレタッチしてしまいがちだか、これらはすべてノーエディット。光の反射、陰影のグラデーション、奥のボケまで素晴らしい。構図のセンスは無視してください…標準ズームレンズとしては少し?大きく重いかも知れないが、汎用性の高い焦点距離とF2.8通しの明るさがあるので、望遠側で撮ると花などキレイなボケも作れ撮れる。表現の幅が広いため単焦点レンズを複数揃えるならこれ1本を先に買うというのもありだと思う。

最後に緑以外の色も

今日はどれもPENTAXのAPS-C機、K-3 Mark ⅢとHD PENTAX-DA★16-50mm F2.8 ED PLMで撮りましたが、この★レンズというのはPENTAXのレンズの中でも最高の描写性能を持っている。APS-Cのセンサーサイズも気にならないくらい解像感のあるシャープでクリアな写真が撮れる。またこのレンズ光学性能ばかりに注目されがちだか、僕が一番気に入ってるのは開放側で撮った際に感じる空気感。PENTAXのリミテッドレンズがそのように設計されているが、このレンズでもどこかそのテイストが入っているようで撮った後で何度も見返してしまう。これは最近気がついたためまだ新緑でしか試してないが、これから紫陽花の季節が来るのでそちらでも確かめてみようと思う。

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