写真を上手く撮ることより、残しておきたい時間がある

木漏れ日が差す新緑の園路

写真を撮っていると、どうしても構図や光、解像感のことを考える。せっかくカメラを持って出かけたなら、少しでも印象に残る写真を撮りたいと思うし、撮り方が上手くなりたい気持ちもある。

木漏れ日が差す新緑の園路
新宿御苑。木漏れ日の落ちる道。

でも、あとになって見返したときに残っていてほしいのは、写真の上手さだけではない気がする。そのときどこにいて、何を見て、どんな空気の中を歩いていたのか。写真を見た瞬間に、その日の感覚まで少し戻ってくるような一枚の方が、自分にとっては大切だったりする。

この写真も、新宿御苑を歩いていて木漏れ日がきれいだと思ってシャッターを切っただけの一枚だ。強いインパクトがあるわけでも、珍しい景色でもない。それでも時間が経って見返すと、あの日の光や空気を思い出す。

だからこれからのブログも、毎回たくさんのことを書こうとせず、写真と、その写真を撮ったときに考えていたことを少しずつ残していこうと思う。長い文章でなくても、その一枚の背景が残っていれば、あとで読み返したときに意味のある記録になるはずだ。

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この日のカメラとレンズ

この日はPENTAX K-1 Mark IIにHD PENTAX-FA 43mmF1.9 Limited。K-1は決して小さなカメラではないけれど、FA43mmを付けると散歩にも持ち出しやすい。43mmという画角も、目の前のものだけに寄りすぎず、その場の空気ごと残したいときに使いやすいと感じている。

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