先日、娘と昭和記念公園を散歩した。今年の東京は週末に雨が重なることが多く、子どもと出かけるには正直ちょっと面倒だ。でもカメラを持っていると、雨の日も少しだけ見え方が変わる。晴れた日とは違う景色が撮れると思うと、むしろカメラを持ち出したくなる。

この日はPENTAX K-3 Mark IIIにHD PENTAX-FA 31mmF1.8 Limited。K-3 Mark IIIはAPS-Cなので、31mmは35mm判換算で約47mm。広すぎず狭すぎず、子どもと歩きながら周りの景色も一緒に入れるスナップにはちょうどいい。
K-3 Mark IIIで使うFA31mmがちょうどいい

FA31mmの魅力は、スナップに使いやすい画角だけではなく、最短撮影距離が約30cmと比較的寄れること。人を撮っていても、途中で気になった葉や雨粒、足元のものにそのままレンズを向けられる。この汎用性が散歩ではとても使いやすい。

フルサイズのK-1で使う31mmも好きだけれど、子連れのスナップでは自分には少し広すぎると感じることがある。その点、K-3 Mark IIIとの組み合わせは自然に見たものを切り取れる感覚に近い。レンズ自体はコンパクトだけれど、軽すぎず程よい重さがあって、K-3 Mark IIIに付けたときのバランスもいい。
雨の日だから見えるもの

公園を歩いていると、風のない池に雨粒が落ちていた。静かな水面にひとつ、またひとつと丸い波紋が広がっていく。晴れた日ならそのまま通り過ぎていたかもしれないけれど、この日はその光景がきれいで、自然と立ち止まってシャッターを切った。


雨の日は出かけるのが億劫になる。でも、カメラを持って歩くと「今日は何が違って見えるだろう」と少し楽しみにもなる。天気が悪いから撮れないのではなく、雨だから撮れる写真もある。そんなことを改めて感じた昭和記念公園の散歩だった。
